現代社会のストレスや食生活の欧米化から、昨今、女性の体のトラブルが増加していると言われています。
月経の乱れは女性ホルモンのバランスが崩れることにより引き起こされますが、主な原因は以下のようなものです。
● 精神的なストレス
● 不規則な生活
● 激しい運動
● 無理なダイエット
● 血流悪化による内蔵機能の低下
生理不順は不妊症とも大きく関わりがある事象です。長く続いているようであれば、排卵がきちんと起きているかを医師に確認し、排卵機能が低下しないよう対策していきましょう。
一方、自分でも妊娠しやすい身体づくりをしてきたいものです。では、妊娠しやすい身体はどのようにつくれば良いのでしょうか?
① ストレスを軽減する。
女性ホルモンの分泌される視床下部や脳下垂体は、ストレスに非常に弱いと言われています。
② 適度な運動
血液の循環が良くなれば、子宮への血流量もアップし、生殖器官の働きも良くなります。
③冷え症の対策をする
血流が悪いと卵巣に酸素や栄養が十分に届かず、機能低下を招きます。
④バランスの良い食事
1日3食、できるだけ朝食、昼食、夕食の時間帯を規則正しくしましょう。ビタミン、ミネラルを不足しないように接種することは、妊娠した後の赤ちゃんの発育にも影響します。必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類など)も積極的に接種するよう心がけましょう。
⑤なるべく適正体重に近づける
痩せすぎは女性ホルモンの分泌量の低下、太り過ぎは分泌量が増えすぎて、ホルモンバランスが崩れる要因になります。
【不妊症対策としてヨガが出来ること】
●「質の良い、血液の流れ」を作ります。
ヨガの根幹には、正しい呼吸法があります。呼吸は何気なくやっているものですが、実はとても奥深いものです。ヨガの動きに合わせて、ゆっくりと正しく行っていきましょう。そうすることで、緊張感が取れて、筋肉が伸び、酸素がたくさん体内に充満します。
●筋肉をやわらかくし、内蔵機能の低下を防ぎます
筋肉が硬いことで、内蔵の機能の低下が見られることが知られています。妊娠に重要な子宮の機能もそうです。筋肉をやわらかくすることによって、妊娠してからも子宮が大きくなるのを妨げる事もなく、出産を楽にしてくれます。
●精神的なストレスからの解放
度重なる不妊治療でストレスが溜まることは往々にしてあります。ただストレスを溜めてしまっては、妊娠しやすい身体作りには逆効果になったしまいます。そんな時はゆっくりとリラックスする時間を自分に作ってあげましょう。ご自分の身体と対話し、いまどんな風に感じているのか、じっくりと見つめて身体をいたわってあげてください。
椅子に体重をゆだね、リラックスしながら前屈しましょう。ストレス軽減と、血行促進に役立つポーズです。
足の裏同士を合わせ、膝を外側に向けます。そのまま股関節を開いてゆっくりと前屈します。子宮周りを刺激し、温めるポーズです。
股関節を開いて開脚し、片方の膝を曲げ、その上に肘をのせます。さらに骨盤を正面に向けるように捻ります。ホルモンバランスを整えるポーズです。
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