男女問わず、悩まされることの多い頭痛。
身体に良くないと思いつつも、薬に頼っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここではなぜ頭痛が起こるのかと、その対策についてご紹介します。
【 なぜ頭痛が起こるのか 】
頭痛に深く関係しているのが、セロトニンという脳内物質です。セロトニンとは、筋肉がほぐれたり、良い匂いをかいだりして、リラックスしている時に多くでる物質です。
このセロトニンの濃度が急激に下がってしまうと、頭痛が引き起こされ、反対に増えると頭痛は改善していきます。
セロトニンはもともと脳内でわずかな量しか生成されません。そして、その8割が脳内でリサイクルされて使われています。そのため、セロトニンが活性化していなかったり、その代謝に問題があったりすると、セロトニン量が少なくなり、頭痛の原因になります。
【 セロトニンのリサイクルを邪魔する物質 】
人は慢性的にストレスを感じていると、コルチゾールというストレスホルモンが増えます。このコルチゾールは、セロトニンのリサイクルを邪魔する物質で、ひどい場合、慢性的なセロトニン不足に陥ります。
コルチゾールを減少させる ヨガ
欧米では病院や医療施設で、術後の回復、うつ病、心臓病、頭痛などへの代替医療として、ヨガを取り入れられています。というのも、ヨガはストレスホルモンであるコルチゾールを減少させる効果があると、医学的にも証明されているからです。
また、ヨガ独特の深い呼吸は、脳に新鮮な血液を送り込むことから、セロトニンの活性化に役立ちます。
【 頭痛薬は、頭痛体質をよけいに悪化させる!?】
あまり頭痛薬に頼るのは良くない、といいますが、なぜ良くないのでしょうか?
それは、私たちの細胞内にあるミトコンドリアと深く関連しています。ミトコンドリアは私たちの細胞内でエネルギーを作り出してくれる大切な器官です。また、頭痛や老化や発がんの原因にもなる活性酸素の発生を抑えてくれます。
頭痛薬や風邪薬に含まれるアスピリンは、服用すると体内でサルチル酸という強い酸に変わります。このサルチル酸は、私たちの大切なミトコンドリアを傷つけ、死滅させてしまうことがあるのです。
ですので頭痛薬は一時的に症状を抑えることはできても、根本的な解決にはなっていません。むしろ長い目で見ると、頭痛体質を悪化させることにつながると言っても過言ではないのです。
ヨガが ミトコンドリアの活性化に効果的なワケ
ミトコンドリアは持久力に関連する筋肉(遅筋)にに多く含まれます。特に姿勢を保つための筋肉(姿勢保持筋)・背筋などに多く含まれているので、この筋肉を鍛えることがミトコンドリアを活性させ、増やすのには効果的なのです。
これらの筋肉は、最も骨に近い場所にあるためインナーマッスルと呼ばれます。このインナーマッスルを鍛えるのにヨガが効果的なことは、皆さんよくご存知ですよね?
ゆっくりした動き、姿勢の保持、背中のストレッチなど、ヨガはインナーマッスルを鍛えるのに最適なエクササイズです。
【 ミトコンドリアの活性が低い方に見られがちな症状 】
頭痛持ちの方以外にも、ミトコンドリアの活性が低い方には以下のような症状が現れます。
● 夏でも手足の先が冷たい(冷え性)
● 肩こりがひどい
● 運動が苦手。ほとんど運動をしない
● シミ・ソバカスが多い
● 肌がいつもくすんでいる(黒っぽい)
● 目の下にクマがでやすい
● 生理痛がひどい
● 肌がカサカサしている
● 寝つきがわるい。またはよく眠れない
● 老けてみられる
いかがでしょうか?
当てはまる方は、ミトコンドリアの活性化を意識してみてくださいね!
月経中に頭痛がある方には特にオススメのポーズです。疲労の回復効果もあります。腰と背中をまっすぐ伸ばし、膝が辛ければ曲げて足踏みを。
顔周りの肌つやが良くなるポーズ。ストレス解消や頭痛緩和にも効果があります。首と肩の力を抜き、上半身全体をぶら〜んとさせましょう。
ストレスからくる頭痛にオススメのポーズです。前後の足に均等に体重を乗せましょう。目線は伸ばした手の指先を見つめます。
340-0014
埼玉県草加市住吉1-13-31
3F ヨガスタジオSerenita
直接お越しになる際には、事前にアポイントをお願いいたします。クラス開催中は生徒様以外入室できません。