成長痛と言われるものが本当にあるのかどうかは議論が別れますが、原因が成長痛がある部分にある訳ではないことがほとんどです。元気なお子さんでも、知らず知らず身体が正しく使えていなかったり、筋肉が硬くなったりしていることがあります。それをかばうような動きを繰り返していることで、負担がかかっている部位に痛みが出るのです。
それを恒久的に修正できるのは、自分自身の身体を自分で整えるトレーニングです。全身をくまなく動かせるようなヨガは、バランスを整えるのにとても良いとされています。
成長痛が無いからといっても安心できません。悪い姿勢が身に付いてしまうと、大人になってから腰痛に繋がったりします。特に学習で長時間座っているお子さんは、集中力を上げたり疲労を防ぐという面でも、良い姿勢を保つことはとても大切。人は内臓の周りには骨がなく、自分の筋肉でそれらを安定させています。座っている時に、その筋肉が使えていないと猫背の原因になります。
ヨガを週に1度でもしていると、自分の姿勢を意識できるようになります。ストレスを解消して心を穏やかにすると言う面においても、ヨガは学習効率の向上に優れた効果を発揮しますので、ハードワークをしているお子さんにもお勧めです。
サッカーやバスケットボールなどのプロアスリートにも、ヨガは身体のメンテナンスとして取り入れられています。強度の高いスポーツほど、普段から関節の稼働を良くしたり、筋肉の疲労を溜めないようにすることが、怪我を予防するためには大切です。特に、背骨の動きがスムーズに行われないと、それをカバーするために脚や腕の関節に無理な動きを加えてしまい、怪我に繋がることがあります。
ヨガは全身を左右対称に動かしますので、アーサナ(ポーズ)を取っているときに自分の身体の左右差に気付くことがよくあります。また、筋肉の凝りや関節の稼働の悪さに気付くこともあるでしょう。この、「ありのままに気付く」ということがセルフメンテナンスの第一歩ですので、ヨガは将来にも渡ってお子さんに伝承できるような予防医学になるでしょう。
現代は個の時代と言われています。自主的に考える力や、自分の考えを主張することが求められるようになってきました。しかし、この力をつけることと、欲望のままに生きることとは、全く異なります。人は社会的な生き物ですので、視野を広くもって全体を見回すことや、他人ことも思いやって行動する必要があります。
過剰な自己愛で欲望に振り回されてばかりいると、結果的に幸せになることはできません。何かを成し遂げようとするときには、自分を律するという力も必要ですし、世の人々のために何ができるのかという利他的な視点が必要です。
ヨガは「動く瞑想」と呼ばれているように、雑念や過剰な欲望を抑えて心を沈め、穏やかな精神を育むことに役立ちます。穏やかな心を育むことは、自分も他人も大切にしていくことに繋がりますので、小さな頃からヨガを取り入れることは健やかな心の成長にとてもお勧めです。
およそ小学3年生〜中学生 対象
※基本的にどのクラスでも参加できますが、お勧めは下記です。
●金曜 18:15〜19:30 / 担当Satoko先生
●水曜 18:30〜19:45 / 担当Yukiko先生
●日曜9:40〜10:55 / 担当Shizuka先生
●火曜9:40〜10:55 / Satoko先生
●金曜 18:30〜19:45 / 担当Sae先生
●土曜 11:15〜12:30 / 担当あすか先生
●火曜19:30〜20:45 / 担当Makiko先生
●土曜 8:45〜10:00 / 担当あすか or Satoko先生
●木曜 18:45〜20:00 / 担当Makiko先生
●金曜 19:45〜21:00 / 担当 Hitomi先生
●木曜 18:15〜19:30 / 担当Asami先生
●金曜 18:30〜19:30 / 担当Maki先生
●土曜 9:40〜10:55 / 担当Asami or Maki生
340-0014
埼玉県草加市住吉1-13-31
3F ヨガスタジオSerenita
直接お越しになる際には、事前にアポイントをお願いいたします。クラス開催中は生徒様以外入室できません。